PuKuPuKuのトレーニングは
『正の強化』を使ったトレーニングを行っています。
『正の強化』とは、とってもとっても簡単に言うと
『望ましい行動を褒める』『望ましい行動がとれるように誘導する』というものです。
なので『一切罰は使っていません』
『罰』というのは苦痛を与えることなので、
体罰・・・例えば、叩く,リードを強く引く,マズルを掴む,仰向けにするetc
だけでなく、大きな音を立ててビックリさせる、
あとは『叱る』ことも罰になります。
「叱ることもしないの?イケナイことをしたら叱らなければわからないじゃん」とおっしゃる方もいらっしゃいます。。。
では、例えば、
あなたが動物園のゴリラの檻の中にヒョイッと入れられたとします。
あなたは檻の中を散策していると
急にゴリラに『ウホウホ、ガオーー!!」と言われたら
あなたはどう思いますか?
ゴリラさん的にはあなたを叱るつもりで言ったのかもしれません。
しかし、ゴリラ語のわからないあなたはどうですか?
ただただ『怖い』だけではないでしょうか?
叱られた、悪いことをしてしまったんだ、
こうしたから怒られたんだ・・・と思いますか?
犬も全く一緒なんです。
犬は非言語動物ですので、
人間の言っていることはわかりません。
あなたが叱るつもりで「ダメ!」と言っていても
犬はただただ怖いだけで、
叱られているとは思っていないのです。
なので叱っても無駄・・・。
ならどうすれば良いの??
→望ましい行動を褒めて、それに見合ったご褒美をあげれば良いのです☆
人間だって褒められて、その行動に見合ったご褒美をもらえれば
とっても嬉しいし、次も頑張ろう!次もこうしてみよう!と
モチベーションが上がりますよね??♡
叱る時って、叱っている自分の心も良いものではないと思います。
とってもイライラして不快です。
叱られている方(怖い思いをしている犬)も不快だし、
理由がわからず怒鳴られているので不安。
飼い主に対して不信感を抱きます。
これでは良い関係性は築けません。
ただただ犬に自分の言うことを聞かせたいだけ、
犬は飼い主の言うことをただ聞いていればいいんだ!
というのであれば叱るのもいいのかもしれません。(私は絶対にしませんし、おすすめはしませんが)
ただ、叱ったり怒ったりして犬の行動がおさまった(人の思った通りになった)としても
それはただ『怖いから』『痛いから』『苦しいから』だけです。
望ましい行動を教えてはいませんし、
犬に苦痛を与えているだけ・・・というのを忘れないでほしいなぁと思います。
『愛犬』というのであれば、
信頼関係をきちんと築いて
お互い楽しく幸せに過ごしませんか??
愛犬の立場に立って一度考えていただきたいなぁと思います♡
久々のブログでちと重くなっちまった(;´∀`)
たまにゃーね~♪
『犬を飼っているすべての方へ☆』②③と続くかも~✨